ファーストパーソン・ドリームキャッチャー

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尻尾の先までけばけばにして固まっているので、やはり鈴虫の妖精を見てしまったのだろう

はっと我に返ってから慌てて地面にしゅたっと飛び降り、ヒルドの足元で跳ね回っている

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やや渋面気味のヒルドが、深い溜息を吐いてからそんな銀狐を抱き上げてやった

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ヒルドの腕の中で、銀狐はまだ目を丸くしたままけばだって震えている

「………相変わらず、魔物の方々はふとした物に驚かれるようですね」「ヒルドさんは、びっくりしなかったのですか?」「鈴虫の妖精ともなれば、毎年あのような感じですから

ただ、急に足元から飛び出すこともありますので、どうぞ驚いて転ばれませんように」「それは確かに危ないですね、ヒルドさんに言われなかったら注意出来なかったかもしれません!気を付けますね」胸を押さえて凛々しく頷きつつ、ネアはヒルドの腕の中でひしっと抱き付いている銀狐に視線を移し、ふわりと唇の端を持ち上げた

「ネア様………?」「狐さんは、すっかりヒルドさんを頼り切っています

頼ったり甘えたりするということって、意外に難しいことですよね

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ですから、そんな姿を見ていると、何だか胸の奥がほっこりするのです」ネアにそう言われてしまった銀狐とヒルドは、お互いを見て少し固まっていたようだ

ヒルドを見上げた銀狐が、ややあって尻尾をふりふりする

ネアのところからでも少しだけ、ヒルドの瞳が柔らかくなったような気がした

(一緒に暮らすということは、そうして深めてゆくことなのだと思う……)互いに寄り添い、手を取り合うことが当たり前になる

得られなかったものを得て幸せになるのは、ふとした時にこうして寄り添える瞬間ではないだろうか

「………この後は休憩に入りますから、ボール遊びでもしますか?」思いがけず懐いてしまった塩の魔物に気持ちも柔らかくなったのか、そう提案してくれたヒルドに、銀狐の尻尾は激しく振り回された

ボールを思うあまりか、ぶるりと身震いして期待に震え出したので、ヒルドは小さく苦笑すると、ではと呟く

「ふふ、すっかり仲良しです」「あんな風に懐いてしまうものなんだね」そんな姿に、ネアは、ディノと顔を見合わせて微笑んだ

「ディノも、すっかり大事な魔物になりましたしね」「ご主人様も懐いてきたし……」「むむぅ、ご主人様は懐くという感覚なのですか?」「時々、腕を叩いてくれるだろう?でも、最近は後ろからしてくれないね」「言い方が!」「前はよくしてくれたのに

……他の誰かにしてはいないよね?」「あれは、ご主人様が感極まった時にだけ発動されるものなのです

でも、ディノにしか発動しないので安心して下さいね」「ノアにもかい?」「あらあら、心配性ですね